日本独自の形である前方後円墳という古墳が造られた時代。
宮崎平野でも西都原古墳を始め多くの古墳が造られました。
列島各地であまた造られた古墳のある景観(風景)は、時の移ろいの中で様変わりしますが、宮崎平野には繁栄した当時に近い景観が今も保たれています。
古墳の姿形が損なわれることなく、古墳の周りに建造物がほとんどない景観は全国で唯一です。
古墳を横から、上から斜めから。いろんな形と古墳のある景観を楽しんでみませんか?
お知らせ
- 2024年10月24日
- 2024年10月24日
- 2024年10月24日
古墳の世紀
およそ1400年前は、日本史上初の土木工事ラッシュの時代。各地で築かれた古墳は、その地で権勢をふるった人物やその地の歴史の記念碑(モニュメント)でもありました。
造られた
当時に近い
古墳景観
西都原は律令時代に日向国の中心地として栄えました。ここに広がる古墳群は300基以上におよび、全国最大級の規模を誇ります。中でもひときわ大きな女狭穂塚古墳には、もっとも著名な神話のヒロインのひとり・木花咲耶姫が眠っているとされます。
西都原古墳群の
周辺に広がる
様々な古墳景観
田畑の中に古墳が共存する眺めが特徴的な新田原古墳群。そこには古代の建造物を損ねることなく、古墳への畏敬の念を抱いて生きてきた後世のひとびとの暮らしがあります。
古墳の世紀を
体験する
4世紀の生目古墳群にはじまり、5世紀の西都原古墳群・持田古墳群、6世紀の新田原古墳群、6~7世紀の蓮ヶ池横穴墓群まで。造られた時代を追って古墳やその出土品を鑑賞すると、豪族達の栄枯盛衰の歴史や、古墳時代の生活の変化を感じられることでしょう。