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美郷町南郷区(旧南郷村)には、古くから朝鮮半島の古代国家百済の王一家が逃れ住んだという伝説がありました。それが史実として浮かび上がったのは、神門神社から奈良正倉院と同じ銅鏡「唐花六花鏡」が発掘されたためです。この銅鏡は百済王の遺品であり、国内現存する唐式鏡300面のうち17面が南郷区で見つかりました。平成8年、宮内庁の協力と奈良国立文化財研究所の支援等で門外不出の正倉院原図を基に、奈良正倉院と寸分の違いもない「西の正倉院」を建設。木材には樹齢400~500年の木曾天然檜を用いました。また、隣接の「百済の館」は百済最後の王都である韓国の古都「扶餘」の王宮跡に建つ、元国立博物館の「客舎」をモデルに、日韓交流のシンボルとして造られた。資材等は全て韓国から運び、極彩色の丹青(タンチョン)は、本場韓国の名工によるもの。百済時代の韓国の国宝・重要文化財のレプリカを展示し、国内の百済文化の足跡も紹介しています。
百済の里・西の正倉院
- お問い合わせ
- 西の正倉院管理棟
- 住所
- 〒8831100
宮崎県東臼杵郡美郷町南郷区神門287
- 料金
- 大人500円、高校生400円、小・中学生300円
- アクセス
- 日向市駅から車で50分