日本遺産 南国宮崎の古墳景観 -古代人のモニュメント-[スマートフォン版]

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古墳レシピコンテスト受賞者のレシピを公開します。試しに作ってみませんか。

古墳レシピを公開します。作ったらインスタへ投稿をおねがいします。「#南国宮崎の古墳景観」

☆☆☆グランプリ「桜の勾玉ようかん」
【材料(3名分)】
 ・白餡 200g
 ・水 180g
 ・粉寒天 2.4g
 ・葛粉 1.6g
 ・生クリーム 80g
 ・キルシュワッサー 大さじ2
 ・桜の葉の塩漬 1枚
 ・桜の花の塩漬 8つ
 ・水 40g    
 ・粉寒天 1g
 ・葛粉 1g
 ・食紅 少量
【材料費(目安)】600円
【作り方】 調理時間60分
 ① 分量内の少量の水で葛粉をとく。
 ② 鍋に水、粉寒天、食紅を入れ、沸騰させ、火を止める。
 ③ ②に①を入れ混ぜ、白餡を入れ火にかけ、なじんだら火を止めボウルに移し粗熱をとる。
 ④ 生クリームは6分立てにし、キルシュワッサー、桜の葉の塩漬(刻んだもの)、桜の花の塩漬(2つ)を別ボウルで混ぜる。
 ⑤ ③を少量とり、④に混ぜ、③にボウルを戻し、しっかり合わせる。
 ⑥ セルクルに⑤を流し、塩抜きした桜の花の塩漬を飾り冷蔵庫で固める。
 ⑦ 鍋に水、粉寒天、葛粉を入れ火にかけ沸騰させる。
 ⑧ ⑥に⑦を流し再度固める。
 ⑨ セルクルから外す。
【工夫した点、アピールしたい点】
 勾玉の形のようかんで、キルシュワッサーを入れることで、さらに桜の香りを増したものです。葛粉、生クリームを加えることで舌触りのいい食感に仕上げました。
☆☆準グランプリ「行ってみたいな古墳群」
【材料(4人分)】
 ・お米(2合)
 ・十八穀米(国産の古代米、赤米など入ってる)(20g)1袋
 ・すしあげ(味つけ) 2枚
 ・のり 少々
 ・菜の花(小)1袋
  (塩 少々 白すりごま 大さじ1~2 砂糖・醤油 小さじ1~2)
 ・かんぴょう 30㎝程
  (鰹だし 30cc 砂糖・みりん・濃口醤油 大さじ1)
 ※だし巻き卵
 ・卵 3個
 ・だし汁(鰹だし)45cc
 ・砂糖 大さじ2
 ・薄口醤油 小さじ1弱
 ・みりん 少々
 ※鯛のネギみそ焼き
 ・鯛(さしみ用切り身) 12枚
 ・青じそ 2枚
 ・砂糖 大さじ1~1.5
 ・みそ 小さじ2
 ・みりん 少々
 ・ねぎ 1本
 ・ゆずの皮 少々
【材料費(目安)】1600円
【作り方】調理時間60分
 ① 米を炊く(白米に、十八穀米を加える)・・・いつもの水加減プラス30ml水を足す。
 ② だし巻き卵を作る。
 ③ かんぴょうを水で20分ほど煮て、味をつけ、汁がなくなるまで煮る。
 ④ お湯をわかし、菜の花をゆでる(4~5分)ゆでたら、氷水につける。
 ⑤ 菜の花のごまだれを作る。④の菜の花をあえ、花束にし、かんぴょうでしばる。
 ⑥ 鯛にぬる(表面のおもてのみ)ねぎみそだれをつくる。
 ⑦ 鯛をフライパンに油をひいて焼き、片面が焼けるころに⑥のみそだれをぬり、うら返す。こげ目をつける。
 ⑧ ①のごはんを墓の形にラップで成形し、写真のようにそれぞれの具をもりつける。
 ⑨ はにわをつくる(すしあげに穴を3カ所あけ、のりと①のごはんを少々つめて)もりつける。
 ⑩ 完成
【工夫した点、アピールしたい点】
 古墳時代に食べられていた赤米や、魚、みそ、醤油(ひしお)など当時と同じ食材に少しでも近づけるよう考えて選んでみました。菜の花は西都原古墳群をイメージできる食材だと思って使ってみました。はにわは少々怖いですが、愛着がわきました。
☆特別賞「どんぐり入りおこわ」
【材料(2人分)】
 ・米 0.5合
 ・もち米 0.5合
 ・どんぐり(とがった形のもの) 15個
 ・醤油 大さじ1
 ・和風だし 小さじ2
 ・水 300cc
 ・塩 適量
 ・砂糖 小さじ2
【材料費(目安)】200円
【作り方】調理時間55分
 ① どんぐりをフライパンでいり、殻から身をとりだす。
 ② どんぐりの身をくだいて、塩を入れたお湯で10分煮る。その後ザルにあげる。
 ③ もち米と米を混ぜてあらい、ザルにあげる。
 ④ 鍋に米、どんぐり、水、醤油、和風だし、砂糖をいれ、強火で火にかける。
 ⑤ 沸騰したらふたをして弱火にし、20分火にかける。
 ⑥ 20分たったら、10分むらしておく。
 ⑦ よそって丸める。
【工夫した点、アピールしたい点】
 どんぐりの渋みを完全にはとりのぞかないことによって、どんぐり本来の味を楽しんでいただけると思います。
【料理名】黒ごま餡の抹茶のロールケーキ
【コンセプト】古墳の緑とまがたまの融合
【材料(4人分)】※分量等は未記載
 ・薄力粉
 ・抹茶
 ・きび糖
 ・卵黄
 ・牛乳
 ・サラダ油
 ・卵白
 ・こし餡
 ・黒ごまペースト
 ・くるみ
【材料費(目安)】800円
【作り方】調理時間60分
 ① 卵黄にきび糖、サラダ油、牛乳を順に加えてその都度混ぜる。
 ② 薄力粉、抹茶をふるいに入れヘラで混ぜあわせる。
 ③ メレンゲをつくる。きび糖は3回にわけて入れる。
 ④ メレンゲを②に2回にわけて入れて混ぜる。
 ⑤ 鉄板に流して190℃15分焼く。
 ⑥ くるみをフライパンでローストする。
 ⑦ こし餡を黒ごまペーストを混ぜる。
 ⑧ ロール生地に黒ごま餡をのばし、くるみを散らす。
 ⑨ まく。冷やしてから切る。
【工夫した点、アピールしたい点】
 黒ごま、あんこ、抹茶で和風のケーキにし、食感にくるみを散らしました。うずをまいたところが勾玉を連想できるように工夫しました。
【料理名】春の古墳チャーハン
【コンセプト】
 野菜はできる限り宮崎県産を使用。春の西都原を思わせるデザインで、こんな料理が観光地のレストランがあったらいいなと思える、見て楽しくなるような盛り付けにしました!
【材料(1人分)】
 ・合い挽き肉 80g
 ・ほうれん草 1株(小さいものなら2株)
 ・ごはん お茶碗1杯半
 ・チューブにんにく 1cmくらい
 ・チューブしょうが 1cmくらい          A
 ・中華スープの素(ウェイパー) 小さじ半分
 ・バター 小さじ半分
 ・塩こしょう 少々
 ・醤油 少々
 ・卵 3個
 ・牛乳(豆乳でも可) 大さじ2
 ・とろけるチーズ 50g
 ・コーン缶 1缶
 ※付け合わせ野菜
 ・カラーピーマン3種類
 ・フリルレタス、オクラ
 ・プチトマト、ブロッコリー、ニンジン
【材料費(目安)】565円 *材料費は実際の購入費から使った分だけ計算しています。
【作り方】調理時間50分
 ① ご飯を炊く場合は早炊き(うちでは20分)、冷ご飯を使う時は2分ほどあたためておく。
 ② 鍋にお湯を沸かしている間に茹で野菜の下ごしらえをする。
 ③ 沸騰したお湯に、それぞれの野菜を茹でていく。(野菜の茹で具合が不得意な人は、レンジで茹でるのもあり)
 ④ ほうれん草はレンジで1分~1分半レンジで温めてからみじん切りにして、キッチンペーパーでくるみ、水気をとる。
 ⑤ 熱したフライパンにサラダ油をいれ、合い挽き肉を炒める。少し色が変わってきたら、Aの調味料を入れて炒め、塩こしょうで味をふる。
 ⑥ バターをいれて、ご飯とほうれん草をいれ、最後に醤油で味を調える。
 ⑦ 玉子、牛乳、とろけるチーズ、コーン缶を混ぜ合わせて、スクランブルエッグをつくる。
 ⑧ ほうれん草のご飯は、古墳の形に飾り付け、中央に穴をあけておく。
 ⑨ 最初に勾玉にかたどったニンジンを隠して、レタスなどで飾り付けていく。
 ⑩ ご飯の周りにスクランブルエッグ、桜の花(花びら)にかたどったハムを散らして出来上がり。
【工夫した点、アピールしたい点】
 写真ではわかりませんが、古墳の発掘体験をイメージして、中央の野菜の下に食べられるお宝(勾玉)が隠されています。バターなどが苦手な人は、バターを抜いてもおいしく食べられます。古墳の緑にできるだけ寄せるために、ほうれん草のみじん切りを多めにいれています。
【料理名】古墳の和風パイとハニーくん
【コンセプト】
 古墳の形として、良く知られている、前方後円墳の形をそのままお菓子で復元
【材料(2人分)】
 ・パイシート 2枚
 ・あずき缶づめ 1缶
 ・さつまいも 1/4本
 ・くりの甘煮 4ヶ
 ・白玉粉 50g
 ・小麦粉 50g
 ・砂糖 20g
 ・マーガリン 20g
 ・抹茶 10g
 ・アイシング用粉 5g
 ・粉砂糖 10g
 ・コーヒーの粉 5g
【材料費(目安)】1,000円
【作り方】調理時間(60分)
 ① パイシートをのばし、古墳型にくり抜きます。もう1つふた用にくり抜く。
 ② 210℃のオーブンで、25分焼く。
 ③ クッキー生地を作ります。(冷蔵庫で冷やす)。鏡、勾玉、ハニーくんの型抜きをし、焼く。
 ④ あずき餡をパイに敷き詰める。
 ⑤ さつまいもは長方形、剣の形に切る。砂糖を加え、甘煮をつくる。
 ⑥ 白玉粉は白い団子と抹茶入りの団子をつくる。
 ⑦ ハニーくんにアイシングをする。
 ⑧ それぞれの中身を配置する。パイシートで作ったふたをして、粉砂糖、抹茶をふる。
 ⑨ ハニーくんを飾る。
【工夫した点、アピールしたい点】
 古墳の形にパイを焼くことを工夫しました。さつまいもの皮を使って、剣をつくりました。古墳の内部を想像して制作しました。
【料理名】抹茶古墳シュー
【コンセプト】古墳
【材料(4人分)】
 ※抹茶カスタード
 ・牛乳 150ml
 ・卵黄 2個
 ・砂糖 大さじ3
 ・薄力粉 大さじ2
 ・抹茶 小さじ1
 ※シュー生地
 ・牛乳 100ml
 ・無塩バター 50g
 ・塩 少々
 ・薄力粉 60g
 ・卵 3個
 ・抹茶 3g
【材料費(目安)】400円
【作り方】調理時間(60分)
 ① 抹茶カスタードをつくる。ボウルに卵黄、砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる。薄力粉、抹茶を合わせて振るいに入れて混ぜる。ダマがなくなったら牛乳を加えて混ぜる。
 ② ザルで濾し、ふんわりラップをかけて500Wの電子レンジで4分加熱する。(1分ごとに取り出してよく混ぜる)。表面にぴったりとラップをし、冷蔵庫で冷やす。口金を付けた絞り袋に移しておく。
 ③ シュー生地を作る。鍋に牛乳、バター、塩を入れて満騰直前で火を止める。薄力粉、抹茶を加えて混ぜる。
 ④ ③がひとかたまりになったら火にかけ、鍋底に薄い膜が張る状態になったら生地をボウルに移す。
 ⑤ ④に溶いた卵を少しずつ加え混ぜる。生地の状態を見ながら卵を加える。ゴムベラですくって逆三角形が残る状態くらいが目安。
 ⑥ ⑤を絞り袋に入れ、クッキングシートの上に古墳の形で3周絞る。
 ⑦ 焼成 200℃ 30~40分
 ⑧ 仕上げ シュー生地を半分に切って、下生地に抹茶カスタードを絞ったら上生地をのせる。
【工夫した点、アピールしたい点】
 古墳の形でシュー生地を絞るのが大変でした。
【料理名】あんかけ雑穀包み
【コンセプト】前方後円墳をイメージしてつくりました。
【材料(1人分)】
 ・雑穀米、米 2合
 ・鶏肉 10~20g
 ・にんじん 約2㎝
 ・ごぼう 約3㎝
 ・グリンピース 適量
 ・薄揚げ 1枚
 ・ミツバ 1本
 ・出汁 20ml
 ・みりん 70ml
 ・酒 7ml
 ・醤油 7ml
 ・片栗粉 水 同量
【材料費(目安)】500円
【作り方】調理時間 約50分
 ① 雑穀米、米、鶏肉、にんじん、ごぼう、グリンピースを合わせて、酒、みりん、醤油を入れて炊く(約3分)
 ② 薄揚げを油抜きし、ミツバをゆでて、油抜きをした薄揚げを袋状にして炊いたご飯をつめ、ミツバで結ぶ。
 ③ かつお節と昆布で出汁を作り、みりん、酒、醤油を加えて水溶き片栗粉を入れてできたあんを周りにかける。
【工夫した点、アピールしたい点】
 ご飯を包んでミツバで包んだ所です。
【料理名】ホタテ古墳
【コンセプト】帆立貝形古墳をイメージして、中にホタテを入れました。
【材料(1人分)】
 ・ホタテ 5個
 ・しいたけ 大1個
 ・ピーマン 1個
 ・かぼちゃ 1/6個
 ・ベーコン 2枚
 ・パセリ(乾燥〕少々
 ・バター 10g
 ・白米 100g
 ・塩、こしょう 少々
 ・醤油 大さじ1
【材料費(目安)】600円
【作り方】調理時間30分
 ① しいたけ、ピーマンを5㎜角にカットする。
 ② 10gのバターでしいたけ、ピーマン、ホタテを炒める。ごはんを入れる。
 ③ 塩、こしょうで味をととのえ、バターがお米になじんだら、しょうゆを回し入れる。
 ④ かぼちゃをゆでてペーストにし、炒めたベーコンを入れ、塩、こしょう、マヨネーズで味をととのえて、パセリをふりかける。
【工夫した点、アピールしたい点】
 生まれ育った西都市で作られたピーマンを使用しました。西都原古墳群にたくさんの人が訪れるといいです。
【料理名】古のグラタンー佐土原なすのパイ包みー
【コンセプト】
 ・古墳を発掘する過程を美味しく、体験できる(見た目:円墳、茄子を埋葬、トマト:赤色顔料をイメージ)
 ・地域の伝統的な野菜を食べる機会の創出とPR
【材料(4人分)】
 ・玉ねぎ 1/2
 ・茄子 1本
 ・ベーコン 50g
 ・マカロニ 100g
 ・牛乳 400g
 ・カットトマト缶 1缶
 ・小麦粉 大さじ1
 ・バター 5g
 ・塩 少々
 ・こしょう 少々
 ・スライスチーズ 適量
 ・サラダ油 小さじ2
 ・卵黄 1つ
 ・パイシート 2枚
【材料費(目安)】1,500円
【作り方】調理時間60分
 ① 茄子をかわのまま縦半分、長さを器より少し短いサイズに切り、ラップをかけてレンジで温める。(500W3分ほど)
 ② 湯をわかし、マカロニを茹でる。
 ③ 玉ねぎをみじん切り、厚く切ったベーコンを型抜きする。
 ④ それらを炒め、玉ねぎが透き通ってくるまで炒め、その後塩こしょうをする。【A】
 ⑤ 【A】を2つにわけ、片方にカットトマトを加え、トマトソースをつくる。【B】
 ⑥ 【A】のもう片方に、小麦粉とバター、牛乳、コンソメを順番に入れ、ホワイトソースをつくる【C】
 ⑦ ゆであがったマカロニを【C】と和える。
 ⑧ 器に下から【B】茄子 スライスチーズ 【C】の順番で入れ、最後に器にパイシートをかぶせる【D】
 ⑨ 予めオーブンを220℃に予熱しておき、【D】を220℃で20分焼く。
【工夫した点やアピールしたい点】
 ・パイ生地の中身を層にすることで、古墳を発掘する過程を美味しく、体験できることです。
 ・生でも食べられる絶品の地域の伝統的な野菜を多く使い、PRにも使えるインパクトある料理にしました。