05 日本最古の恋めぐり 女子旅
都萬神社(つまじんじゃ)
神代の昔、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という美しい娘が、都萬神社にあたりに済んでいました。
住所:西都市大字妻1
徒歩3分
御舟塚(みふねづか)
高天原から降臨した瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)は、舟で笠狭御碕(カササノミサキ)にたどり着き、豊かなこの地を気に入りました。
住所:西都市大字妻 ※妻萬公園交差点そば
徒歩12分
逢初川(あいそめがわ)
ある日、ニニギノミコトは逢初川で、水汲みをしていたコノハナサクヤヒメを見初められ、結婚を申し込みました。
住所:西都市大字三宅 ※車では侵入できません
徒歩1分
八尋殿(やひろでん)
ニニギノミコトは逢初川のほとりに広さ八尋にわたる立派な御殿を建て、二人は新婚の一夜を過ごしました。翌朝ニニギノミコトは、士族の征伐に出かけられました。
住所:西都市大字三宅 ※車では侵入できません
無戸室(うつむろ)
征伐から帰ると、コノハナサクヤヒメは臨月を迎えていました。一夜の契りで子を身ごもったことをニニギノミコトに疑われたコノハナサクヤヒメは、戸の無い産屋を建ててこもり、「天孫の子であるなら無事生まれるでしょう」と中から火を放ち、炎の中で三皇子(ホデリ・ホスセリ・ホオリ)を生みました。
住所:西都市大字三宅
徒歩4分
児湯の池(こゆのいけ)
コノハナサクヤヒメは、三皇子の産湯に近くの池の湧き水を使わせました。池のほとりにはお産の神様(あおしま様)が祀られています。
住所:西都市大字三宅
徒歩1分
石貫神社(いしぬきじんじゃ)
コノハナサクヤヒメの父神のオオヤマツミノカミが御祭神の神社です。
住所:西都市大字三宅4615-ロ
徒歩1分
大山祇塚(おおやまつみづか)
コノハナサクヤヒメの父であり、山の神でもある、オオヤマツミノカミは今の石貫神社の辺りに長い歳月、住まわれていました。今は大山祇塚に眠っています。
住所:西都原古墳群内
徒歩19分
鬼の窟(おにのいわや)
ある日、コノハナサクヤヒメを嫁にと請う鬼が現れました。父神のオオヤマツミノカミは「窟を一夜で造ることができたら認めよう」といいます。鬼は日本でも珍しい形をした古墳を作りました。しかし翌朝、オオヤマツミノカミが見てみると石室の石が一つ抜けています。未完成を理由に結婚は叶いませんでした。
抜けた石は、実はコノハナサクヤヒメを鬼に嫁がせたくないオオヤマツミノカミが、鬼の寝ている間に抜いたものでした。石は投げ捨てられ、今の石貫神社の辺りまで飛びました。石貫の地名の由来にもなっています。
住所:西都原古墳群内
徒歩14分
男狭穂塚・女狭穂塚(おさほづか・めさほづか)
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵と伝えられ、男狭穂塚は日本最大の帆立型古墳、女狭穂塚は九州最大の前方後円墳です。
住所:西都原古墳群内